小児歯科の女医さんが、毎週水曜日の6:00にならないといらしゃっらないということだったので、今日になりました。
女医さんはとっても若い方なのですが、子供の扱いは大変上手でした。
まず最初に、子供の歯の状態を診て頂いてその後、今虫歯がどのレベルか、今後どのような治療をしていくかなどの説明を受けました。
今日の処置は、虫歯によって開いてしまった穴にフタをしてオレンジ味のフッ素を塗っていただきました。
子供にちゃんと今からどんな治療をするのかを優しく話してくださったので、子供なりに納得し、不安感も無くスムーズに治療を進めることができました。
子供が診察していただいている間、院長先生がなんどか様子を見に来てくれました。
診察が終わって待合室にいる間も、院長先生が他の子供が治療を受けている様子を見せてあげる。とおっしゃってまた、私たちを診察室に通してくれました。
子供に不安や恐怖によって心の傷を作らないための努力と心遣いが院長先生をはじめ、スタッフの方々から伝わってきました。
うちの子供の場合、年齢がもうすぐ3歳というのもあってまだ虫歯を治療するのになぜ麻酔が必要か、どうして自分が我慢しなければならないかなど、理解のできる歳になっていません。そのため、子供の精神面での発達を待つ間、虫歯の進行を遅らせる治療と家庭での虫歯予防で様子を見ていくそうです。
親である私が、歯医者嫌いでそのため子供の虫歯を知っていながらもなかなか足が向かいませんでした。しかし、こんなにきちんと説明をしていただいて、メンタルな部分を重要視してくれる歯医者があったのならもっと早くに連れて行ってあげればよかったと思っています。
子供は、帰りの車の中で歯医者さんになったつもりで私の歯を治療するまねをして楽しそうに遊んでいました。
「またオレンジの塗ってもらおうか?」と私が聞くと「うん!」と答えてくれました。
まったく不安も恐怖も感じなかったようで次もまた行くと言ってくれています。
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