痛くない麻酔を射って欲しい
まず、歯が痛くなって歯医者に行くと「あーこりゃ、虫歯大分おっきいですね。麻酔してからけずりましょう」なーんて言われて「あーチクッと痛いんだろーな」とビクビクするのは皆さん経験してるでしょう。たいがいの歯科医院には、表面麻酔薬といって塗る麻酔薬があります。これを塗ってもらいましょう。これは表面しか麻酔できず、歯の神経を麻酔することはできませんが、チクッとするのはやわらぎます。 「先生、私 痛がりなので注射する所に塗る麻酔してもらえますか?」 きっと、してくれます。
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チクッとした後は、麻酔薬の注入です。このとき痛みを防ぐには「ゆっくり注射する」ということです。時間をかけてゆっくり麻酔すれば そう大きな痛みはありません。でも ex.「先生、ゆっくり麻酔してもらえますか?」 と言っては、歯医者によっては「いつも速く麻酔している」と言われているようで ムッ とされるかもしれません。そこで、これではどうでしょう? 「人に聞いて ここの先生は痛くないときいたので...」 と 言ってみましょう。きっとその歯医者さんは できるだけ痛くないように注射してくれるとおもいます。 ex.「いろいろ歯医者に行ってここが一番よかった」 では、「もし、この注射が痛かったら、もう来ないんだろうな」と思われるかもしれません。やめましょう。また、あまり混んでる時間帯だと、ゆっくり麻酔する暇もないかもしれません。ねらうなら「お昼時」がベスト。夕方、土曜の午前中は比較的混んでいます。なるべく避けましょう。
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あーもう、なにがなんでも麻酔は痛いからヤ!と言うあなた。昔 歯医者でとても痛い思いをしたのかも。そんなあなたには「笑気」があります。笑気とは そのまま「笑いたくなるガス」のことです。これを薄ーい濃度で鼻から吸うと気持ちが落ち着いて痛みも感じにくくなります。これは 全ての歯科医院にあるわけではありません。笑気がおいてある歯科医院には、きっと「笑気あります」と看板があるかも。診療室のスミに黒い袋のついた大きな機械があったら 「痛がりなので笑気して欲しいんですけど」 と 言ってみましょう。
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「痛み」は人それぞれの感覚でデータで表わす事はできません。怖がりの人は歯医者に行ったら「怖がりなんです」と素直に言ってしまったほうが 歯医者が何かするたびビクビクするより良いでしょう。 また「歯医者がキライだから」と言って病気が進むまで放っておくと炎症がすすみ、炎症が進むと麻酔がきかない。という悪循環になります。なるべく早く決心して、歯医者に行くと良いでしょう。 また、人間は息を吸うときは緊張して 吐くときはリラックスするといいます。麻酔を射つチクッとする時には、大きく深呼吸して ゆっくり息を吐くと少しは痛くないかもしれません。
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