歯磨き教室 デンタルフロス・歯間ブラシ・ガーゼ磨き

 

デンタルフロス(糸ようじ)

 

歯ブラシで磨きづらい歯と歯の間を磨く為にデンタルフロスがあります。

デンタルフロスはただ単に糸だけのものと、器具を使った物があります。

小中学生なら器具を使わずに手で慣れる練習をした方がいいでしょう。

ど〜しても手でやるのが難しいなら器具を使っても良いと思います。

フロスの使い方は大きく分けて以下の3つの方法があります。

指巻き法

デンタルフロスを適当な長さに切って両側の中指に巻いて使う方法です。

サークル法

デンタルフロスを適当な長さに切って、両端を結び使用する方法です。汚れた部位を移動させる事によって一本で何ケ所にも使用できます。

器具を使う方法

器具を使ったものは、あらかじめ器具にフロスがついた状態で売られているものと、器具に自分でフロスをはめるものがあります、どちらを選ぶかは好みによります。

○使用法

指で使用する場合は画像の様にします。

上の前歯

下の前歯

下の奥歯

基本的に「人指し指と人指し指」か「人指し指と親指」で使います。(上記参照)

慣れるまで少し難しいかもしれませんが色々やってみましょう。

フロスを入れる時はナナメにしてゆっくり前後に動かしながら歯と歯の間に入れます。

加減しながら歯茎に少し隠れるまでフロスをもっていき、両側の歯のどちらか一方の側面をこすりながら3回くらい上下させます。これを両側の歯にします。

終わったら歯ブラシかうがいをしてください。

  

歯間ブラシ

 

歯間ブラシも基本的にはデンタルフロスと同様に歯と歯の間を磨くためのものです。

違うのはデンタルフロスでは入らないブリッジの間や、フロスではゆるくなってしまった歯周病の進行した症例、また、入れ歯と針金のかかった歯の間、奥歯の根っこと根っこの間を磨く時に使います。

使い方としては、前歯であれば、真直ぐ前から歯の間に差し込んで2〜3回前後に動かします。奥歯であればブラシの先を90度くらいに曲げて脇から差し込んで動かして汚れをとりましょう。あらかじめ奥歯用の歯間ブラシは曲がった形のものもあります。

この時、歯の間に入れるのがキツイのなら、サイズが小さいものに変えましょう。無理矢理に入れると逆に歯肉を傷つけてしまいます。

 

ガーゼ磨き

 

ガーゼを使った歯磨きは、歯間ブラシと同様に歯と歯の間を磨く(もっと隙間の大きい場合)や奥歯の後ろ側の面、歯周病の進行により歯の長さが長〜くなってしまった歯等の場合の磨き方です。

幅を1〜1.5cm、長さを15cmくらいに切ったものを使います。

 

BACK